2022/07/01
こんにちは!最近子どもが急成長し始め、
子育てに悩んでいる採用企画担当の福田です!
今回は『褒める』についてです。
短期的な成長を促進するのであれば、有益な方法と考えられます。
人は褒められることで、元々持っている
“他人から認められたい・尊敬されたい”という承認欲求が満たされます。
心理学者マズローの自己実現理論(欲求5段階説)によると、
人間は生理的欲求、安全安定欲求、所属と愛の欲求(社会的欲求、集団帰属)が
満たされると、次に承認欲求が芽生えます。
承認欲求が満たされると、最後に自己実現欲求が芽生えます。
つまり、人間は生理的欲求・安全安定欲求とともに承認欲求が十分満たされてはじめて、
自分自身をより成長させようという自己実現欲求に従って行動できるようになります。
「笑顔が素敵ですね!」
「今日の発表わかりやすくて良かったです!」
「臨機応変な対応さすがです!」…このような“褒める”言葉、
少しお世辞がはいっているのでは…と
勘繰るかもしれませんが、言われて嫌な気分にはならないのではないでしょうか。
上記のセリフにはあえて“!” エクスクラメーション・マークも入れたように、
明るくポジティブな声がけにつながってもいます。
また、人は褒められたことに対して相手にも褒めて返そうという“返報性”という心理法則が働きます。
褒めることは「あなたのことを気にかけて、好意を持っていますよ」と伝えることでもあります。
褒めることによって相手への好意を示せば、
相手もおのずと好意を持ってくれるでしょう。
よって、信頼関係も構築されやすくなるのです。
上記のように、“褒める”言葉はポジティブな要素を多分に含みます。
常日頃から“褒める”言葉を発することができるように、
“褒める”言葉をストックしておくと良いでしょう。
・容姿(特に異性)を褒める
ハラスメントに捉えられる可能性はありますので、避けた方が良いでしょう。
・他人と比較しない
他人と比較して褒める言葉は、一方に対してのネガティブな言葉です。
自分のことも、他人には悪く言っているかもしれないという不信感にもつながります。
・Ⅰメッセージで伝えるようにする
「○○さんの発想力は素晴らしい!」と
「私は、○○さんの出した案の発想力が素晴らしいと思いました」と
感じ方の違いはありませんか?前者は伝え方・捉え方によっては、
“評価”されているように感じられてしまうことがあります。
後者のように、“私”を主語にした“Iメッセージ”で伝えると
心から褒められているように感じます。
また、より具体的に褒めることを意識すると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
“褒める”を心がけてみてコミュニケーション術を磨いてはいかがでしょうか!
それでは!